令和六年11月17日、五月が丘公民館祭りに出演参加しました。今回で4回目の出演でありました。(さつき軽音楽クラブ)では、定期的に週一回の練習を行い、演奏披露は、団地内で行われる行事における依頼を受けてのライブだけであります。そんな中でも全町の夏祭りと今回の公民館祭りが最大のイベントであります。
持ち時間も約一時間と最も長い演奏と成りますので、準備に懸ける時間も必然的に長期にわたります。この日の為にメンバー一同意識を共にし、練習を重ねて参りました。練習では出来ている事が、本番では間違って仕舞う・・・これは致し方の無き事と思っております。
17日のオープニングは大正琴クラブの演奏で始まりました。平均年齢80歳と言う高齢のクラブでありますが、一年間先生の指導で練習を重ねて来た4曲を心を込めて演奏されておりました。アップテンポな曲は年齢相応にテンポを抑えて演奏されていましたが、それが又年齢相応の味と成り、見事な音を奏でておりました。曲の合間の達者なおしゃべりを交えて、会場は一気に祭りの気分と高揚してまいりました。
次は詩吟の二団体合同の発表でありました。お一人お一人が、一年の稽古の限りを振り絞り、美声を響かせておりました。
その後には、今回の参加団体では最大の人数を誇る合唱グループ(メイコール)の登場でありました。毎回恒例となっております名物講師の巧みなお喋りを交えて、美しい歌声を会場一杯に響かせておりました。特に最後の曲(琵琶湖周航の歌)では、長い歌詞の説明をされ、聴衆もその解釈に興味深げに耳を傾け、最後は一緒に自然に会場一体となって大合唱となりました。
いよいよ演芸部の取を任されました(さつき軽音楽クラブ)の番と成りました。75席用意されました会場は満席と成り、立ち見もでる盛況でありました。(見上げてごらん夜の星を)をオープニングに(365日の紙飛行機)(二人でお酒を)(津軽海峡冬景色)(サボテンの花)(雪国)(星降る街角)(雪国の春)(栄光の架橋)の九曲を心を込めて演奏しました。
(二人でお酒を)では手拍子が巻き起こり、最前列で聴いていた孫が驚いた顔をしておりました(笑)。その後も手拍子は続き、最後の曲(栄光の架橋)では、中盤のサンクスのロングトーンの最中に更に大きくなる手拍子と共に(アンコール)と大きな声が懸り・・・ロングトーンが終了する頃には大拍手と歓声がこだましておりました。
(栄光の架橋)を演奏し終えて、途中のアンコールにお答えするべく、59小節めから即興を行い、ロングトーンを感謝を込めて、吹き鳴らしました。これまでに有り得ない拍手と歓声を頂き、メンバーも感激の演奏を終了としました。演芸部の取を無事にやり終えて心地よい高揚感と会場一体となった余韻に浸る一同でありました。